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胃腸は心の鏡

  • 登録日 2015/6/8 19:20
内科 松本一明

負けが込んでいるチームの監督は胃が痛々しく粘膜が赤く炎症を起こしていたり、受験が近くなると大腸炎の学生は一気に下痢がひどくなったりします。
 このように、胃腸の調子は心のありさまととても深く関わっています。
 消化器の病気の80%はそうだという説もある程です。
 結腸癌の患者さん数千人について詳しく調べてみると、ほとんどの人が2年以内に大きなストレスに曝されたことがあるという内容の論文もあります。
 私の経験したこんな例もあります。ある中年の女性が胃潰瘍に孔があいて腹膜炎になり、救急車で運ばれてきました。なんとか遣り繰りして資金を集めさんざん苦労してやっとのことで夢が叶い、明日、小さなお店の開店を迎えるという日の出来事でした。手術台の上でも「こんなところで手術を受けておれない、死んでも帰る。」と我々を困らせました。しかし、我々もその気持ちは痛いほど分かりました。  しかし、彼女が治って帰ってみると友人や善意の人々によってちゃんとお店は開店し、とても繁盛していました。こんなことなら、全部しょいこんで自分の胃袋だけに痛い思いをさせる必要はまるでなかったんだねと彼女を交えて笑ったものでした。
 皆さんも似たような話を聞いたことはありませんか?
 これから、年度末・新年度を向かえ花見・歓送迎会等、胃腸を酷使される機会が増えます。仕事・勉強のストレスとダブルで痛めつけないように気をつけて下さい。
 新年度から心機一転、体を鍛えることも良いことですが、少し立ち止まって胃腸が喜ぶように心にも安らかな栄養を与えてください。

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