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喉頭がん

  • 登録日 2015/6/8 19:16
耳鼻咽喉科 岩田洋

 耳鼻咽喉科の「がん」には、喉頭がん、上顎がん、舌がん、上咽頭がんなどが挙げられます。そのうち今回は、喉頭がんについて述べてみます。喉頭がんは、その大部分が扁平上皮がんと呼ばれる組織型を示し、男女比は約10対1と圧倒的に男性に多くみられます。喫煙もひとつの誘因と考えられています。その侵される部位によって声門上がん、声門がん、声門下がんに分けられます。また、その進行の程度により、頸部のリンパ節や他の臓器への転移が認められることもあります。
 症状としては、声門がんでは、早くから嗄声(声がれ)が起こることが多いので、早期に発見されることが多く、また治癒率も良い。しかし、声門上がんでは症状が現れるのが遅く、嗄声や呼吸困難などの症状はかなり遅れて現れるので、発見が遅れることも多く、また頸部のリンパ節への転移も起こしやすい。声門下がんは症状的には、声門がんとよく似ているが、進行した場合呼吸困難も伴ってきます。
 治療としては、放射線療法、化学療法、手術療法などがあるが、初期のものは、殆どの場合放射線療法のみで「治癒」にまでもっていくことができます。手術療法となれば、多くの場合「咽頭摘出術」によって、声を失うことになります。従って、大切なことは、どこの「がん」でも言えることでありますが、早期発見であります。
 それでは、喉頭がんを早期に発見するためにはどうしたらよいでしようか。嗄声は、風邪などでのどを痛めたときにも、勿論起こる症状でありますが、長く続いたときは「要注意」です。またがんにはなっていないが、ひろい意味での前がん状態として、声帯白板症とか角化症などの病態もあります。従って、1ケ月以上、嗄声やのどのつかえ感などが続いているときは、耳鼻咽喉科を受診するようにして下さい。
 喉頭がんは、がんのなかでもかなり予後の良いがんに属するもので、早く見つければ殆ど治るがんであることを念頭におき、こわがらずに早めに受診しましよう。 

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