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薬の飲み方

  • 登録日 2015/6/8 18:28

薬剤部

今回は薬の飲み方についてお話します。 

病院や保険調剤薬局で薬をもらったら、まず、薬袋等をよく確認して下さい。そこには、あなたの名前と薬の飲む時間・量(用法・用量)が書かれているはずです。これらの薬というのは、まず医師が診察をして、たくさんの薬の中から、あなたの病気に合ったものを選び、飲み方と量を指示します(処方箋)。そして、その指示に従って薬局で調剤し、お渡しするものです。
これらは、指示されたとおりに飲まないと、効き目がなくなるだけでなく思わぬ副作用が起こることも考えられますので、自分の判断で量を増減させたり、途中で飲むのをやめたりしないで下さい。まして、よく似た症状だからといって、家族や他の人にあげることは絶対にやめて下さい。

皆さんの中には、薬が1種類だけの方がみえれば、何種類もの薬をもらわれた方もみえると思います。そして、飲み方も1日1回だけでいいものから4回以上も飲まないといけないもの、飲む時間も食前、食後、食間、就寝前などいろいろあると思います。「何でこんなにいろいろな飲み方をしなくちゃいけないのかしら?」「薬といえば昔から毎食後に飲むものって決まってたんじゃないの?」....そんな声を時々耳にします。たしかに飲む時間がバラバラだと、ついつい飲み忘れてしまいそうですね。でも飲み方が違うのには理由があるのです。

まず、1日何回かに分けて飲む理由ですが、これは(例外もありますが)薬の血中濃度を保つためです。簡単に言うと、飲んでから4~8時間くらいしか効かない薬は1日3~4回に分けて飲む必要がありますし、24時間効いている薬は1日1回でいいことになるわけです。最近は、仕事などが忙しくて昼や夜の薬を飲み忘れてしまう方が多いことから、長く効いている薬(1日1~2回の薬)がたくさんつくられるようになり、処方されることも増えてきました。

次に服用時間です。それには主に次のようなものがあります。

・ 食前:食事のおよそ30分前に飲みます。
・ 食直前:食事のすぐ前に飲みます。
・ 食直後:食事のすぐ後に飲みます。
・ 食後:食事のおよそ30分後(または以内)に飲みます。
・ 食間:食事のおよそ2時間後に飲みます。
・ 就寝前:寝るすこし前に飲みます。

一般的に薬は食後に飲むものと言われていますが、一番の理由は胃の中に食べ物がある状態で薬を飲んだほうが、胃に対する刺激(胃を荒らすこと)が少なくなることです。また、食後とすることで薬を飲み忘れないようにするためでもあります。食後の30分というのは、おおよその目安で、30分以内という意味です。食事を終えて一息ついた頃に飲むと忘れなくていいと思います。

これに対し、胃の中に食べ物があると吸収が悪くなる薬や、食欲を増進させる薬、胃を荒らすことが少ない薬(漢方薬)などは、食事の前に飲むことになります。これらの薬は、食前に飲み忘れたら食後に飲んでもいいのですが、糖尿病の薬で、食後の血糖の上昇を防ぐ薬などのように、食前に飲まないと意味のない薬もあるので注意してください。
また、食間というのは、ごはんを食べている途中で飲む薬ではなく、食事と食事の間という意味なので、食事の2時間くらい後にお飲みください。いずれにしろ、「ごはんを食べなかったから薬も飲まなかった。」というのは間違えです。
基本的に、薬はコップ1杯程度の水か、ぬるま湯で飲むものです。昔からお茶で薬を飲んではいけないと言われてきましたが、最近の研究で問題がないことがわかりました。しかし、コーヒーやグレープフルーツジュース、ビールなどは薬によっては副作用がでるものもありますので、これらのもので飲むことはおやめください。
最近、口腔崩壊錠といって水なしでも飲める薬が発売されてきました。しかし、普通の薬を水なしで飲むと、のどの奥や食道で止まってしまい、炎症を起こしたり、潰瘍になったりすることがありますのでおやめください。ねそべって飲むのも薬が引っ掛かる原因になりますので、体を起こして飲むようにしてください。また、カプセル剤はくっつきやすいので、できれば先に水でのどを潤してから飲むようにしてください。

今回、「薬の飲み方」について簡単に説明させて頂きました。
皆様の中で「やっぱり飲み方がわからない」方や、「どうしてもこの時間は薬が飲みづらい」方、「薬の種類が多すぎて、すぐ数が合わなくなってしまう」方など、薬に関しての質問や相談のある方は、ご遠慮なく当院薬剤科までお越しください。

最後に、「ピンポーン。薬は用法用量を守り、正しく服用してください。」

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